西尾維新

小説家、漫画原作者として活躍する西尾維新さん。

シリーズ化された「化物語」は非常に人気が高く、アニメ化やゲーム化もされています。

独特の言葉選びや毒を交えての会話がどの作品でも特徴的で人気の彼の一つとされる。

そんな漫画・小説界に激震が走ったのは2010年。

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近年脚光を浴びている電子書籍Kindle(キンドル)等の発売。
2010年は電子書籍元年と呼ばれる程。

電子書籍化が進んでいる時代の中、
西尾維新の作品は電子書籍化されているのでしょうか?

結論から言いますと、「されていない」そうです。

一見、電子書籍化されたら、より沢山の人に
作品が広まる可能性が増えていいのに…
って思ってしまいますが

現実はそうでもないようです。
実は、電子書籍は、平均的に紙の本の5%しか
売り上げがないのが現状だそうです。

そして作家さん達からも、賛否両論ありました。

西尾維新さんは電子書籍について、語ってはいませんが、
作品の中に、言及とも取れる内容があるそうなのですね。

「猫物語(白)」の登場人物の思いとして、描かれています。

「電子書籍がデジタル写真の域を出ないうちは安泰だと思いますけど。
本はこの重みを含めて本ですから…。」
「平面じゃなくて立体なんですよね、本って。デジカメが普及したから
と言って、フィギュアのコレクターが写真がいいと言い出しはしないのと
同じで、背表紙あってこその本なんだと思います。」
「書籍をデジタル化すると言う考え方がおかしいのだ。」
「書籍と電子書籍は、書籍と映像くらい別物だと考えたほうがいい。
移行でも進化でもなく、つまりは新種だと。」

かなり興味深い所ですよね。

登場人物の思いに乗せて、自分の思いも伝えてる様な感じですかね。

これが西尾維新さんの本音なら、

電子書籍化はちょっと先になりそうな感じもしますよね。。。

ユーザーからしたら、好きな作品が、電子書籍でないとなると
がっかりってのはあるでしょう。

西尾維新

作品を作る側と、それを見る側では、電子書籍としては
まだ、ちょっと距離があるのかもしれません。

出版界は、縮小の道を辿っているのも事実…。

そして、震災後には、紙不足・インク不足などの問題も深刻化されたといいます。

被災した工場が多く、供給量が追いつかないのが現状だそうで。。。

そうなってくると書籍が正しく活躍、浸透していくと言う時代になっていくのでしょうか…?

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