量的緩和をわりやすく簡単に説明すると?
文字通り市場に出回る資金をジャブジャブ増やし、増えたお金で企業が設備や運用を満たしてインフレに向かわせる政策です。
量的緩和の効果
『市場にお金が流通する。』と聞けば、良いことばかりじゃないの?
量的緩和はバランスが難しいのです。
中央銀行が量的緩和の紙幣を発行します。
量的緩和によって発行した紙幣で今度は市場の金融機関から『国債』を買い取ります。
※国債を買う?→国を信用してお金を貸す、ということ。
どんどん国債を買い取り、中央銀行が印刷した紙幣を市場で溢れさせます。
量的緩和によって溢れだしたお金はどんどん消費されます。
アベノミクスの無制限量的緩和?
これまでずっと節約!我慢!類似品は?と我慢してきた人達も、
欲しかったものにお金を使えるようになり、どんどん消費が増えます。
消費が活発になれば今度は企業が潤い、それがまた従業員の給与に繋がる。
このように「お金」が綺麗に循環するのが『経済』の良い形です。
個人消費・そして企業の設備投資こそが景気を支えている。
と言っても過言ではありませんので、この2つが回れば量的緩和の成功と言えます。
そして企業が設備投資を活発化すれば、俗に言う「景気が良い」状態になります。
企業にお金を沢山使ってもらえるように市場に資金を供給。
投資するお金は企業の更なる活性化を期待します。
ここで株価が上昇するということに繋がります。
量的緩和を更にわかりやすく?
『落ち込んでしまった市場』をムリヤリ景気を良くするために、引っ張り上げるというある意味かなり強引な方法です。
その為考えられるのは急激なインフレが起こります。
しかし量的緩和によるインフレは中央銀行の予想の範疇であり、うまくバランスを取るのは仕事の内です。
やっぱり出来れば量的緩和をせずに景気回復を…。
これが日本とヨーロッパの考えでしたが、アメリカは既に量的緩和を行い成果を出しています。
そろそろ景気の良い日本を見たいというのは誰もが思う所。
そして量的緩和によって若者たちに、元気な日本を味あわせてあげたい…!
量的緩和政策の効果が期待されています。