前の記事で原子力発電所についてはその数と設置されている場所などがわかったと思います。
では原子力発電所の仕組みについてはどうでしょうか?
原子力発電所がどのような仕組みで動いているのか?
それを覚えておきましょう。
かんたんな原子力発電の仕組み
(1)まずウランなどの核燃料が核分裂をして熱が出ます。
(2)そして水が蒸発していきます。
(3)そこで出来た水蒸気が原子力発電所のタービンを回します。
(4)このタービンが発電機を回して電気を生み出します。
原子力発電所の仕組みのまとめ 🙄
燃料を入れる→熱が発生→蒸発した水蒸気がタービンを回す→タービンが電気を生む
以上の工程で原子力発電が始まります。
原子力発電所の仕組みについては理解出来たでしょうか?
と、ここで理解が出来たらなら一番なのですが……、
ウラン、タービン、という聞きなれない言葉が出て来ました。
この2つを説明すると、
ウランとは:.最初に発見された放射性元素。
タービンとは:下の写真をご覧下さい。
この大きなタービンを水蒸気が回します。
物凄い量の水蒸気であるとわかりますね。
ここまでで原子力発電所の仕組みを簡単に説明しました。
ちょっとむずかしい?原子力発電所の仕組み
原子力発電所の仕組みを知るために、まず発電について知っておきましょう。
磁石というのは磁力線が出ていてN極からS極へと向かっています。
このNとSを横切るようにコイルを動かすとコイルの導線に電気が流れます。
コイルの内側に磁石を置いて、それを回転させる事によって電気が作られます。
自転車のライトを思い浮かべて下さい。
この仕組は原子力発電と基本原理は同じです。
ではその原動力(エネルギー)に何を使うか?
自転車のライトは人力発電。
水なら水力発電、火なら火力発電といういう風に、原子力発電はその名の通り原子力を使います。
このエネルギーが昨今問題に取り上げられています。
原子力発電所の仕組みについてザックリと説明しましたが、
少しでもイメージ出来るようになったら幸いに思います。
私達の生活に今や必要となってしまった原子力発電所。
色々なお話がこれから行われ、どういう風に進んでいくか?私達は見届けなければいけません。