子供が生まれると成長とともに色んな儀式があります。
子供が健やかに育ってくれるように、
こういったイベントはできるだけしてあげたいと思うのが親心。
その中で今回はお食い初めについて紹介します。
「お食い初め(おくいぞめ)」とは
生後100日程が経った時に行う儀式です。
行うのが生後100日から「百日(ももか)の祝い」とも呼びます。
行う意味は「一生涯食べるものに困らないように」という
願いを込めて行う儀式です。
あくまで儀式なので実際に食べさせる訳ではありません。
どんな料理(メニュー)を用意すればよいのか?
1汁3菜が基本です
一般的な献立は
①赤飯
②お吸い物
③蛤煮物
④酢の物もしくは香の物
⑤梅干し
(歯固め石)
⑥鯛や金目鯛などのお頭付の魚
となっています。
歯固め石は神社の境内で拾ったものを使用し、
丈夫な歯になりますようにという意味で置きますが、
関西地域では石の代わりにタコを使う事もあります。
器はどんなものを使うのか?
先程の順番通りに
①飯椀
②汁椀
③煮物椀
④つぼ椀
⑤高杯
⑥鯛皿
といったものを使用します。
また正式にはこれらを高脚の御前に載せます。
御前、器の色も決まっていて
男児…全て赤色の漆器
女児…外が黒色、内側が黒色
となっています。
どうやって用意、準備するの?
自分で料理を用意するのは大変だと思います。
最近はネットで器や料理がたくさんの種類が出ていますので
これで注文すれば十分だと思います。
器だけなら¥2000程でレンタルしてくれる所もあります。
料理はだいたいどこでも相場が¥10000~¥30000程かかりますが
ごちクルというサイトでは¥5250で注文できますので
利用してみてはどうでしょうか?
儀式はどんな風に行うの?
男の子なら男性、女の子なら女性の親が
子供を膝に乗せて行います。
またこの時その年の恵方を向いて行うのが一般的です。
料理の順番は、
①赤飯
②汁
③飯
④魚
⑤①~③を繰り返す
⑥煮物
⑦①~③を繰り返す
⑧酢の物もしくは香の物
⑦①~③を繰り返す
⑧歯固め石
の順序で食べさせる真似をします。
歯固めの石も噛ませるか口に付ける程度で構いません。
終わった後は、もちろん両親で食べて問題ありません。
ぜひお子さんがいる方はコチラを参考に行ってみてください。