岩波文庫は岩波書店から、
低価格で広く普及させる目的で発刊されています。
岩波文庫は創業百年を迎えた岩波書店から
「読者が選ぶこの1冊」として岩波文庫フェアが公式サイトにて行われています。
- 学問のすゝめ 福沢 諭吉
- 中江 兆民 三酔人経綸問答 桑原 武夫,島田 虔次 訳・校注
- 茶の本 岡倉 覚三/村岡 博 訳
- 武士道 新渡戸 稲造/矢内原 忠雄 訳
- 代表的日本人 内村 鑑三/鈴木 範久 訳
- 後世への最大遺物・デンマルク国の話 内村 鑑三
- 善の研究 西田 幾多郎
- 遠野物語・山の人生 柳田 国男
- 古寺巡礼 和辻 哲郎
- 風土 人間学的考察 和辻 哲郎
岩波文庫はおすすめの一冊
おすすめはやはりベストセラーから選ぶのがハズレが少ないです。
岩波文庫の場合「おすすめ」というより
必ず何処かで目にした事がある書籍が多いので、
どれもおすすめと言えばおすすめな気もしてしまいますね(笑)
岩波文庫 ワイド版
岩波文庫からは「ワイド版」という名前で新しい形の書籍が出版されています。
岩波文庫の通常版とワイド版の違いは、
中高年向けに作られている本で、
老眼・白内障世代に広く読まれています。
ワイド版は価格が上がってしまいますが、
文字が大きく疲れにくいとして好評です。
岩波文庫では通常のベストセラーと、
ワイド版のベストセラーを分けて発表しています。
ワイド版は書籍自体も大きいデザインになっていて、
岩波文庫がA6判であるのに対してワイド版はB6判となります。
内容に違いはありませんが、やはり好きな本はじっくりと
読みたいという理由からワイド版を好む方も多くいます。
岩波文庫の電子書籍
ワイド版を出版したり中高年向けのサービスが充実
している岩波文庫ですが電子書籍にも力を入れています。
電子書籍は、スマホ向けやタブレット向けに
岩波文庫書籍を変換して提供しています。
AmazonのKindle向けとしても岩波文庫というジャンルがあるくらいです。
時代に合わせて進化する……
歴史ある岩波書店の岩波文庫はこれからも広く読まれることでしょう。