もうそろそろ年末も近くなってきましたね~
企業にお勤めの方も自営業をされている方もお歳暮を贈ったり頂いたり
するんではないでしょうか?
お歳暮を頂いた時のお礼状について調べてみました!
まず、「お歳暮ってどういうものなのか」って知ってますか?
お歳暮はお付き合いのある個人、企業などに日頃の感謝を伝える為の日本の風習です。
似たもので「お中元」がありますが、
これも意味合いは同じで季節によって名前が違うだけなんです。
ちなみに…
- お中元…7月初旬~中旬
- お歳暮…12月中旬~下旬
となってます。
ただ、後でも説明しますが、地域によって若干贈る時期が違います。
さて本題!お歳暮のお礼状の書き方についてですが、
まず、大まかな構成としては、
- ① 頭語(拝啓など)
- ② 時候の挨拶
- ③ 相手の近況にふれる
- ④ お歳暮を頂いたお礼の言葉
- ⑤ 相手の健康、幸福招来の言葉
- ⑥ 結びの言葉
- ⑦ 結語(敬具など)
では各項目の具体的な文例を紹介します!
今回はビジネス用として紹介します。
① 頭語(拝啓など)
拝啓が一般的ですが、謹啓でもかまいません。
② 時候の挨拶(季語)
・師走の候
・歳末の候、
・月迫の候、
etc
③ 相手の近況にふれる
・貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
・貴社におかれましては益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。
・貴社益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。
etc
④ お歳暮を頂いたお礼の言葉
・さてこのたびは結構なお品をお送り頂きましてありがとうございました。
有難く拝受させていただきます。
御芳志誠に有難く、厚く御礼申し上げます。
・平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さてこのたびは結構なお品をご恵贈頂きましてありがとうございました。
早速一同で有難く頂戴いたしました。
これからもご信頼にお応えできるよう誠心誠意努力してまいる所存でございます。
何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
・さてこのたびは結構なお品をご恵贈頂き有難く拝受いたしました。
ご芳志誠に有難く、厚く御礼申し上げます。
株式会社○○○様には日頃より何かとお力添えを頂き、
弊社といたしましても非常に心強く思っております。
今後とも何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
⑤ 相手の健康を気遣う言葉
・寒さはこれからが本番でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。
・今年も残り僅かとはなりましたが、貴社の皆様にはくれぐれもご自愛をお祈り申し上げます。
⑥ 結びの言葉
・略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。
⑦ 結語
・敬具
・敬白
・謹言
Etc
どうでしょう?参考になりましたか?
また、お礼状をお返しするタイミングですが、
できればお歳暮が届いた一週間以内が妥当です!
ビジネスにおいて礼儀や対応の早さはとても重要視されるので
あまりお礼状をお返しするのが遅いと、
気を悪くされる方もいるかもしれません。
逆に早く出すことはとても対応が早いという事で問題ないかと思います。
もし、忙しくてお礼状を返す暇がない方は
お礼状を依頼できる業者もあるので活用するのもいいかもしれません。
あと、先ほど少し書きましたが、
地域によってもお歳暮の時期は若干違います。
参考までに…
関東地方以外は12月1日頃~12月20日頃なのに対し
その他の地域では12月1日頃~12月20日頃なんだそうです。
では、忙しい時期にはなりますが
良い年明けを迎えられるように残り少ない今年を頑張りましょう!