地蔵盆は子どもたちが主役で縁日や
京都や近畿地方を中心におこなわれている
行事ですが地蔵盆の際によく見られる
紅白(赤・白)提灯ですが、なぜ紅白なのか?には
意味が隠されているみたいです。
地蔵盆の提灯(赤・白)は何を意味している?
地蔵盆の際には赤と白に分けた提灯(ちょうちん)が
天井や入り口などに飾られていると思いますが
その地蔵盆の提灯には様々な説が隠されているみたいです。
- 地蔵尊と子供の両者の縁を結ぶ
紅白の提灯には地蔵尊の名前と子供の名前が書かれており
提灯は自灯と法灯の2つに分けられていて
ひとつは子供の為にもうひとつは地蔵尊様に奉納し
提灯が地蔵様と子供の架け橋の役目を持ち
お互いの願いを叶えてくれるというふうに昔から伝えられています。
また提灯の赤=女の子、白=男の子と分けられており
色は町内会や地域により様々場合もありますが
最近では一種の提灯に統一されている時もあるみたいです。
地蔵盆の提灯には子供の名前を入れ
「南無地蔵大菩薩」「南無地蔵大菩薩」「延命地蔵大菩薩」と書き
お地蔵様へ掲げられています。
他にも提灯に関係しているとされる説があり
京都市左京区にある愛宕神社があり愛宕神への信仰で
愛宕火という愛宕神社がある愛宕山に火を捧げる行事があり
地蔵盆の提灯も愛宕火ということが言われているみたいです。
地蔵盆のお餅(赤・白)紅白のお供えの意味は?
提灯の赤・白には地蔵尊と子供という事が分かったと
思いますが、お供えに使われるお餅にも
赤と白の紅白のお餅がお供えされ
何か意味があるのか調べてみると色については
記されていませんでしたが提灯同様に縁起を担ぐために
紅白のお餅にされたというのが有力だと思います。
またお供えものにも地域差があり
お餅だけお供えする場所もあれば、
お菓子や蒸し芋など
お餅をお供えしない地域もあるみたいです。
迷った時は近所や町内会の方の指示を仰ぎましょう。