酉の市が近づくと、そろそろ年の瀬だな~
って感じる人も多いのではないでしょうか。
あの賑やかな酉の市が今年もやってくると、
「熊手買わなきゃ」
とお祭り気分でワクワクしてしまう方も。
江戸時代から始まったとされる酉の市は、
日本の伝統文化のひとつですが、伝統文化につきものの
「ルール」
というやつがここにも存在してたりします。
「買い方」と「飾り方」のルール
知らない人も結構いると思いますので、
この機会に酉の市について覚えておいちゃいましょう。
「ちょっとカッコイイヤツ」になれますよ。
酉の市とは?
11月の酉の日に行う市のことをさします。
1回目を「一の酉」、2回目を「二の酉」と言い、
タイミングが合えば「三の酉」を行う年もあります。
その酉の市での目玉はやっぱり
「縁起熊手」
を買うことですね。
フィーリング重視で気に入った物を選んで構いません。
ただ鳥の手の形に似ているこの縁起熊手の購入方法には、
以下のようにちょっとしたルールがあります。
- 良さげなお店をピックアップする
- 値札がついていないお気に入りの熊手を見つける
- 値段を聞く
- 大体ちょっと高めの値段を言ってくるので値段交渉をする
- かなり下の金額が返ってくる
- その金額で良ければ「じゃあ、まけてくれた分はご祝儀だよ」と言って前の金額を支払う
- 買った熊手に名前を入れてくれる
酉の市の熊手 相場
購入金額が1万円以上や毎年そのお店に来てくれる常連さん
だと、商売繁盛祈願の
「手締め」をしくれるみたいです。
買った縁起熊手の飾り方についてご説明しましょう。
- 基本は目線より高い位置に飾る
- 玄関の場合には熊手の正面を出入口にむける
- 室内の場合には熊手の正面を東西南へ向ける
- 仏壇や神棚がある場合にはそこに飾る
飾り方の基本は以上になります。
酉の市の江戸時代から続く「粋なルール」をマスターして、
この一年も幸運をガッポガッポかき込んじゃいましょう!