悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)とは?
悪性黒色腫は別名ほくろのがんと呼ばれています。
悪性黒色腫 英:悪性 melanoma(メラノーマ)
悪性黒色腫は皮膚がんの一種になります。
悪性黒色腫の主な発症部位
- 皮膚(特に足底)
- ほくろ(母斑細胞)
- 爪
あまり聞いた事がない名前なので気にもした事がない人も多いです。
入浴場や脱衣場などで友人から「大きいほくろあるね?」なんて声を掛けられてから気付くというパターンもあります。
悪性黒色腫はとても悪性度が高いがんです。
ただ世界的にみて日本人は発症が低く、またこの悪性黒色腫は人種差が大きくて白人では極めて発症が高いと言われています。
悪性黒色腫の原因
驚くことに今もなお原因は不明。
有色人種よりも白色人種の発生率が高いことから、紫外線の強い地域に住んでいるのが原因ではないか?と言われています。
また家系による影響も大きいらしく、数箇所の皮膚に多発する、遺伝的な問題で発生しやすい。という風に分析されています。
悪性黒色腫の見分け方
以下の3つのチェック
一つでも当てはまる事があれば皮膚科を受診してみる事をおすすめします。
- ほくろに鉛筆の先(うしろ)を当てるとはみ出る(6mm以上の大きさ)
- 形が不明瞭であり、色ムラがある。
- 血がにじんでいたり、盛り上がっている。
早期発見ががん治療の第一歩と言われています。
何か気になる所があった場合は、悩むよりきちんと専門医に診て貰う事が一番の解決であり、ストレスもありません。
足の裏や爪など他の部位にも発生する可能性がありますので、心配ならその旨も専門医に話して全身を診てもらいましょう。
悪性黒色腫になった有名人
ピーコさん(おすぎとピーコ)
左目にメラノーマ(悪性黒色腫)
眼科検診の際に見つかったといいます。早期発見に成功しました。
梅津正彦さん(ボクシングトレーナー)
太ももにメラノーマ(悪性黒色腫)
しずちゃん(南海キャンディーズ)の専属ボクシングトレーナーとしても活躍されていました。ご冥福をお祈りします。