面接官「阪急阪神ホテルズの報道、あなたの率直な意見を聞かせてください」
あなた「・・・・・。」
さぁ~、入社面接の際、あなたならどう答えますか?
この質問には、かなり深い意図があります。
なぜ面接で「阪急阪神ホテルズ」のことを質問するのか?
企業にとっては、良い人材を見極めたい!という意図のある人事面接。
履歴書などの書類選考の後、行なわれることが多い。
人事担当者の質問の内容、順序は、面接テクニックと言われるくらい
深い意図が存在する。当然、会社として、その人材を採用して組織に
利のある人材となるのか?を見分けることは相当に困難なこと。
そのため、面接での質問事項も、表面的にはその会社とは全く関係の
ないような質問をしてくることが多い。だが、その受け答えでその人物が
どんな人間なのか?を探ろうとしている。
面接テクニック攻略本は読んではいけない!「阪急阪神ホテルズ」の本も
よくある面接の前に読んでおく本。こういった本に書かれている、
いわば定番の質問内容を予想しておくことよりも、ニュースを頭に入れる
こと。これが重要である。
ニュースであれば、何も新聞やテレビでなくてもいい。
Yahoo!ニュースなど、ネットの方がむしろ早いのでベスト!
面接時に「阪急阪神ホテルズ」のことを聞かれても攻略本には当然その
答えは書いていない。なので、特に時事ネタは毎日頭に叩き込んでおこう。
面接官の質問「阪急阪神ホテルズ」は、何を読み取ろうとしているのか?
では、この「阪急阪神ホテルズ」の質問している面接官の意図を
考えてみよう。「阪急阪神ホテルズ」は今、レストランのメニューの
偽装表示で色々と言われている。
まずは、ここでニュースを知らないと答えることはできない。
いくら勉強ができても社会人としての情報収集能力があるのか?を
見ている。イザというときの危機管理能力にも繋がる。
最後に一番重要なところ、以下のようなところをチェックしている。
- 会社側の落ち度や上司が間違っていたときの行動。
- 正義感の度合い。案件に取り組むモチベーション。
- 個人の勝手な感情で行動する性格なのか。
- 組織人として正しい動きができる人材であるか。
「阪急阪神ホテルズ」の件を面接時に例えて質問しているのは、つまり
内部告発という組織の危機管理的要素もある。
面接時の質問内容、
今回は「阪急阪神ホテルズ」の報道の件を例えとしました。
様々な事項には必ず意図があります。
その意図を考え面接に臨むことで、より自信をもつことができる。
そこが一番重要なコトです。