集団パニックの事例
パニック ― 集団が非論理的な行動を取る。
集団パニックは「集団ヒステリー」と言い換えられる場合もあります。
最近起こった集団パニックの事例では、
兵庫県上郡市で起こった女子高生18人集団パニックが記憶に新しいと思います。
[集団パニック 動画]この事例では泣き喚いたり、呼吸がどんどん速くなっていき
「過呼吸」の状態が18人も同時に起こりました。
集団パニックの発症は、一人の恐怖が他の皆に伝染していき発症します。
この事例でも一人の女子高生が原因で次々と発症していき、
集団パニックに陥りました。
パニックとは人や動物に突然襲い掛かる恐怖状態。
心拍数は120を越えると「パニック状態」と判断されます。
集団パニックの事例は他にも多数あり、すぐに思い浮かぶのは「地震」です。
関東大震災の時も集団パニックがありました。
予防策としてシェルターや避難場所を、しっかりと確保してアナウンスを行なっているのですが、
それが いざ 本当に地震や天災が来ると中々普段の判断をする事が難しくなります。
パニックに陥りそうになるときはまず深呼吸。
呼吸を整える事が一番です。
呼吸を整え、脳に酸素を送ります。
頭をスッキリさせる事によって普段の自分を取り戻し、
冷静に判断が可能となります。
とはいえ、この事例でもあるように集団パニックを一度発生させると、
少々の事では治める事が難しいのが現状です。
今回の事例ですと一人も『冷静』な人が居なかったのが原因とも言えます。
他に気になるのは取り上げられていたように「霊感があった」という証言ですが、
これも本当の所はわかりません。
何しろパニック状態での発言という風に判断されてしまうからです。
集団パニックを抑えるには、
あれこれと考えるよりもまず冷静になるために、深呼吸しましょう。
そしてまだそれほど酷い症状になっていない人を探し、一緒に皆に落ち着くように言います。
落ち着きを皆と共有する為に他の人に協力を仰ぎましょう。
一人の力では集団パニックを抑える事は余程の何かが無い限り不可能です。
集団パニックの事例と対処方法について覚えておきましょう。