珍獣・珍しい生き物、ってどんなのがいるのか?
そんなことを調べていたら・・・
面白い生き物を見つけました!
「雪虫(ゆきむし)」って、皆さん、ご存知ですか?
【雪虫】
雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。
体全体が綿で包まれたようになる。雪虫という呼び方は主に北国での呼び名で、他に、綿虫・オオワタ・シーラッコ・シロコババ・オナツコジョロ・オユキコジョロ・ユキンコしろばんばといった俗称がある。
体長5mm前後。具体的な種としては、トドノネオオワタムシやリンゴワタムシなどが代表的な存在である。
北海道を生息地とする、アブラムシの仲間で体全体が綿で包まれたような見た目から、この名前がつけられたようです。
北地方独特の呼び名なんですね。
この「雪虫」は、初冬になると、大量に発生しその姿はまるで、
粉雪が舞うような神秘的な風景光景に。
飛ぶ力はとても弱く、ふわふわと舞うその姿が一段と雪を思わせる。
この光景が見られてから、約1週間で初雪が降り、
時期を予測する、北海道の人なら知らない人はいないという冬の風物詩のような存在のようです。
北海道に行った際には地元の人に聞いてみては如何でしょうか?
且つ、群衆で飛来し、本格的な冬に突入すると、
オスには口がなく、寿命は1週間。
メスも卵を産むとすぐに死んでしまうという。
なんとも、儚い…雪虫
寿命を終えた大量の「雪虫」たちは、
地面に大量に降り積もり、壮絶な光景に。
いくら神秘的な風物詩とは言っても、
虫嫌いの人には、到底、ムシできない存在ですよね・・・。
寒い地方の話題で、さらに寒くなってしまいましたが、
子孫を残すために、懸命に生きる生物の姿。
地球全体の人類に対する何かのメッセージが秘められているのかもしれませんね。