LINE疲れが急増しているそうですがアナタはどうですか?
LINE疲れが原因でスマートフォンの電源をオフにしているという方もいるようです。
LINE疲れの急増には実はこんな理由があります。
まず多くの利用者がいるスマートフォン系アプリ『LINE』
その利用者の数は、なんと世界で1億5,000万ユーザーを突破しています。
LINEを使った事がない人でも名前はもうほとんどの人が知っています。
LINE疲れが起こる原因としてアプリの機能にある「既読」機能に
LINE疲れを引き起こす仕掛けがあります。
この『既読』という機能は、LINEアプリを立ち上げてトーク画面を開くと表示されます。
既読と表示されれば、返信しなければいけない……。
これがLINE疲れの原因。『~しなければならない。』という気持ちが、
知らず知らずのうちにストレスとなって心に負担をかけます。
LINEを使った事がある方ならば、逆にLINE慣れをしているので、
既読と表示されようがされまいが余り気にしません。
しかしこのLINEの最大の売りである「グループ機能」。
実はこれがLINE疲れが急増中の理由なのです。
グループ機能は登録した人だけが見れるコミュニティのようなもの。
外部へ情報を出さずに特定のメンバーだけで会話を行う事が可能です。
一見とても便利そうに見えるのですが、これが仕事ではなく、
主にプライベートで行われるのです。
仕事であれば時間は日中、職種にももちろんよりますが、大半は
午前~午後。一般的に常識のある時間帯にはグループ会話は終了しています。
が、プライベートなので、深夜に自分の携帯・スマホにガンガン着信があります。
一応LINEにはその通知(着信)をオフにする機能があるのですが、
若者たちの間、となると、少しの情報も見逃せなくなるのです。
誰と誰が付き合った。とか、誰が今一番○○か?など、
私たち大人だと全く気になりませんが、若者(中高生・大学生)にとっては、
自分のポジションを守る大事な情報ツールになっているのです。
これからもまだまだLINE疲れは増えていくと思います。
過去の事例として、mixi疲れや今もあるfacebook疲れなんかも、
少し性質は違いますが同じ部類になります。
解消する方法としては「LINEはちゃんと見てるけど返信はたまにするよ!」
とか、ちゃんと面と向かって会った時に言う。という事が一番ですね。
どんどん便利になっていくコミュニケーションツールですが、
使い方次第では大きなストレスの元となってしまいます。
本当に気になる事は会った時に話す。などの工夫が必要ですね。