ロタウイルスとは?
ロタウイルスは一般に乳児下痢症(にゅうじげりしょう)や
嘔吐下痢症(おうとげりしょう)の原因であるウイルスです。
ロタウイルスは世界で毎年約70万人が亡くなっているという、
恐ろしいウイルスです。
ロタウイルスの症状
ロタウイルスの多くは“乳幼児”が感染して、
ロタウイルスの症状としては「胃腸炎」となります。
ロタウイルスは「A郡・B郡・C郡」と、3種類に分類されます。
乳幼児や子供が感染するロタウイルスは大半がA郡です。
季節は冬場が発症する傾向があります。
乳幼児が冬場に「嘔吐下痢症」の症状となる原因の約80%は、
このロタウイルスによるものです。
ロタウイルスの症状である「嘔吐症状」と「下痢症状」
嘔吐症状は個人差があって、症状が表れない場合もあります。
しかし下痢症状はほとんどの感染者が症状として出ます。
(※ロタウイルスによって胃腸炎が発症する為。)
ロタウイルスの感染経路
大部分が人から人への“経口感染”です。
季節はやはり秋から冬にかけて流行します。
ロタウイルスは感染力が非常に強いウイルスです。
厄介なことに安定したウイルスで汚染された水や食物を介して、
わかりやすく言えばドアノブや手すりを触った手
などから口に入り、感染します。
ロタウイルス対策の費用
実は並べて出る“ノロウイルス”同様、
有効なワクチン・抗ウイルス薬は開発されていません。
嘔吐や下痢の回数が異常に多く、
脱水の程度が重いと判断した時はすぐに病院に連れていきましょう。
ロタウイルス 予防
ロタウイルス対策として手洗いが大切です。
言ってしまえば手洗いをしっかりと強要して清潔に務めるようにすれば、
ほぼ防げると言われています。
またロタウイルス胃腸炎の場合は、下痢症状が出る前から、
下痢症状が終わっても2~3日後までは、
周囲の人に感染する恐れがあります。
冬場にはロタウイルスに限らず「風邪」の、
感染にも気を付けなければいけません。
症状の違いは明らかなので、市販薬に頼らず
「ちょっとおかしいな?」と感じたら、
我慢せずに病院へ行くようにしましょう。