オノマトペとは、音や声を真似している言葉です。
オノマトペについて調べると、擬声語を意味するフランス語とあります。
オノマトペを簡単に説明すると「ざあざあ」、「パチパチ」、「チョキチョキ」など、
音を口で表現するときに、私たちはオノマトペを知らず知らずのうちに使用しています。
オノマトペは音を真似る言葉の他に『テキパキ』動く、や『キラキラ』光る。
などのように、その物の状態を表す言葉としてもオノマトペは使われます。
オノマトペの意味を知らないって人はその『言葉』を知らないだけで、
実はもう何度も使っているという事ですね。
そんなオノマトペにも実は独特のルールがあります。
よくテレビのCMやバラエティなんかで使われるオノマトペですが、
その多くは五十音で色々と使い分けられています。
例えば、カ行のオノマトペは、カンカン、キンキン、コトコト。
タ行のオノマトペだと、タンタン、タカタカ、トントン。
といった具合にこれらは何かを叩く音としてイメージ出来ます。
オノマトペを利用するのに一番多いのはこの『叩く』という行動のオノマトペではないでしょうか?
他にもテレビでタレントや芸人さんが
「バーン!」とか「ドーン!」とか言ってるのをイメージするとわかりやすいですね。
これらのオノマトペは効果的に使うことで、
聞き手にわかりやすく、そしてインパクトを与える事が出来ます。
ではここで問題です。
Q.雨が「 」降る。
「」の中にあなたならどんなオノマトペを入れますか?
これは本当に様々なオノマトペが入ります。
ですから、オノマトペとは個人によって、またその状況によって色々なオノマトペが存在します。
私なら「ザーザー」や「しとしと」どちらも雨のオノマトペなのですが、
使ったオノマトペによって違いがわかると思います。
オノマトペとは日本人特有の表現。という風に考える方もいらっしゃいます。
それは日本語の表現をもっと具体的に、
もっと詳細に表現したい……という事で使われ始めた事も関係あります。
オノマトペについて説明しましたが、完璧にわかる必要はありません。
「ふわっ」と理解してさえいれば、あなたももうオノマトペマスターですね(笑)