ベクレル 影響 人体

ベクレル:人体への影響

ベクレルが人体に与える影響はどれくらいの基準値以上かご存知でしょうか?

実はベクレルだけでは人体に及ぼす影響を正確に知ることは出来ません。

放射性物質の種類を考慮したシーベルトこそが人体へ与える影響がわかる値なのです。

>>ベクレルとシーベルトの違いについてはコチラ

なぜベクレルと報じられるのか?

ベクレルについてはニュースやテレビなどでもよく聞くことが多くなりました。

関東大震災があった直後はシーベルト(Sv)という単位を聞きました。

しかしいつの間にかベクレル(Bq)という単位に変わっていたのに気付いたでしょうか?

当初シーベルトと報じていたのに、ベクレルに変わった理由には何とも言えない事情があります。

ベクレルの人体へ及ぼす影響が気になった時、まず私たちは食品の事を考えます

ベクレル 影響 人体

被災地の方は放射性物質が出る場所なども考慮しなくてはなりませんが、

遠く離れた地域の方でも被災地で作った食品の事は気になります。

食品への不安をなくす為に食品の評価をするベクレルモニターがあります。

ところがこのベクレルモニターの価格は1台数十万円というお話です。

しかも放射性物質カウンターなどを取り扱うお店で売られている、

比較的低価格なベクレルモニターでは正確な放射線エネルギーを測定する事は難しいのです。

ベクレルが人体に及ぼす影響の数値を正確に測定出来ない……。

簡単に言ってしまえば、地方の食品を扱う商店などが、

このベクレルモニターを導入することが金銭的な問題で不可能という事です。

検査していない食品を販売することが難しいとなると、困るひとが沢山出ます。

その食品のベクレルの影響がどれくらい人体にあるのか解らなければ購入する人もいません。

ベクレルがきちんと測定されていない食品には、

内部被曝(ないぶひばく)の恐れがあると言うお話も無視出来ません。

ベクレル影響人体

被災地を訪れた人達が帰りに寄ったサービスエリアで、

頂いた食品などを捨てて帰ったという悲しい事があったように、

食品のベクレルについては非常にデリケートな問題です。

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